2014年 開山祭
南保富士・七重滝・三峯グリーンランド(世界遺産記念) |
◆参加者の感想 |
4月例会開山祭の、前日の天気予報に、一喜一憂しながら、夕方に配信されるメールを、気にかけながら、何回もパソコンの送受信を繰り返していました。
幸いなことに、メール配信はなく、天候の不安を抱えながら、開山祭は実施されました。
参加人数は53名。車11台に乗車して目的地に向かいました。
人数が多いので、参加された方々のサポート状況がよくわからなかったので、私のことについて書いていきたいと思います。
私のサポートをしてくださったのは、三ツ星最強のサポーター。S1さんとS2さん、そしてS3さんの3人にがっちりと守られながらの、まことに贅沢な山歩きです。
登り始めは、なんとなく体が働いてくれなくて、まだまだ最初なのに、少ししんどい感じがしていて、なかなか体が動き出してくれませんでしたが、体が温まってくるのと同時に、動きも楽になってきました。
体力不足かな…そんな私でしたが、足運びに関しては、たくさんの助言をしてもらいながら、その言葉が、頭と体にインプットされなくて、あゆみが遅くなってしまいました。
それでもどうにか、拍手にむかえられながら、うれしい山頂到着でした。
山頂では、S1さんに、山頂に必ずある、四角柱について教えていただきました。
四角柱の四面のうちの、一面に文字が書いてある。この文字の書いてある面が、南を向いていること。
最初に計られた山の高さの位置よりも、年月が経つうちに四角柱のたかさが、山頂に立った多くの人たちの重さや、雨や雪や風で、四角柱の長さが長くなってきていることを教えてくださいました
山頂では全員写真をとり、天候のことを考え、すぐに下山しました。あまり休憩が取れなかったので、下りは余裕なく歩いていました。
山道の両側には、聞いたことのある植物の名前が、次から次に聞かれます。ただ私には、余裕がなかったので、聞く事だけに集中してそれらを、ゆっくりと観察することができなかったのは、少しに残念でした。
記憶にあるものを、羅列してみます。かたくり、いわかがみ、くろもじ、つつじ、まつぼっくり、どんぐり、こしあぶら、たらのめ、ぜんまい、わらび、うど、まだまだたくさんの植物の名前、山菜の名前を、聞きながら、ほんとうにものしりだなあ。感心ばかりしていました。
そんな中で、小林幸子さんが歌っている「雪椿」の花の前に立ち止まり、ゆっくりと花の説明をしてもらいました。
ここで「雪椿」がうたえたら、最高だね。そんな思いが、ちらついていました。
自分なりに、一生懸命歩いていたのですが、皆さんとは大分遅れてしまい、自分の体力不足を感じて、少し落ち込み気味の私でした。
昼食を食べ、水芭蕉を見に行く人、滝を見に行く人、帰宅する人、3通りに分かれて行動しました。
私は、滝を見に行くことにしました。ご飯を食べたので、少し元気になりました。
ここでのサポートをしてくださったのは、S4さんです。滝への道は、途中にがけ崩れがありましたが、歩くには大変ではありませんでした。
滝の全体像はわからなかったのですが、水音が聞こえてきていたので、近くに滝があるのだなあと感じられました。
帰りは、楽な歩きやすい道を歩いたので、S4さんと、ふるさとの空を、思いっきり歌いながら下山してきました。
このことが、少し疲れ気味だった、私に復活のエネルギーを与えてくれたおかげで、今日一日を元気な状態になり締めくくることができました。
送迎してくださった、Tご夫妻本当にありがとうございました。
最後に、年寄りのつぶやきとして、聞き流していただきたいのですが一言感想を。
三ツ星に入会して、10年余りが過ぎようとしています。最初の頃に必ずやっていたことで、とてもいいなあと思ったことです。
登山する前に、必ず円陣を作り、「今日も山に感謝しながら、けがのないように登りましょう」そのような一言があり登山開始。下山したら、また円陣を作り、無事に下山できたことを喜んでいたように思います。
参加人数が多ければ多いほど、どなたが参加されたかもわからなくなっていました。
一度でいいのです、参加された皆さんの、お名前だけでの、自己紹介があればいいなあ。そんなことを思った開山祭でした。 |
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